わきがの臭いを抑える4つの対策!臭いの原因と効果的なケア

脇の下の臭いを気にする女性

わきがの臭いは悩みの種になるだけではなく、周囲に不快感を与える原因になってしまうのが不幸なことです。

 

臭いを少しでも抑えることができれば問題は軽減するのでしょうが、対策を立てればある程度は臭いを抑制することができるのです。

 

医療機関に頼らず、わきがの臭いを抑えられる「ちょっとした対策」について説明していきましょう。

 

対策その1・制汗剤を使用する

手っ取り早い方法は、制汗剤によって汗そのものを減らしてしまう方法です。

 

市販の制汗剤には塩化アルミニウムが含まれていますが、これは汗腺をふさいでしまう働きがあるのです。

 

汗腺をふさげば汗は分泌されても排出されなくなりますし、汗の分泌が減ればコリネバクテリウムが繁殖しにくくなり、臭いを抑えることができるというわけです。

 

ただ、制汗剤には副作用もあります。

 

ひとつは汗腺を無理矢理ふさぐというかなり乱暴な方法のため、汗腺内部に汗がたまり、水ぶくれのようになってしまうケースがあることです。

 

もうひとつは塩化アルミニウムが汗と反応することで塩酸を生成してしまい、かぶれの原因になってしまう可能性があることです。

 

いずれの症状が出ても制汗剤の使用は中止せざるを得ませんので、あくまでも「一時しのぎ」にすぎないと考えるべきでしょう。

 

対策その2・脇毛の処理はこまめに

コリネバクテリウムの繁殖を促す原因のひとつに「湿度が高い」というのがあります。

 

脇の下は基本的に風通しが良くないため湿度が高くなりやすく、コリネバクテリウムが繁殖しやすくなっています。

 

さらに、脇毛の処理が万全でないと、さらに蒸れやすくなってコリネバクテリウムの繁殖を促進し、臭いが強くなってしまうというわけです。

 

男性の場合は気後れしてしまうかもしれませんが、わきがの臭いを抑制するためには、脇毛をしっかりと剃ってしまうのがオススメです。

 

脇毛をこまめに剃ることによって多少は風通しが良くなるため、コリネバクテリウムの繁殖を抑えることができ、臭いを減少させることができるというわけです。

 

汗をかく量が増加する夏場は脇の下が蒸れやすくなりますので、冬場以上に脇毛の処理をこまめに行うべきです。

 

対策その3・臭いを抑える効果のある石鹸を使う

何度も書きますが、わきがの原因は汗そのものではなく、汗を栄養分として繁殖するコリネバクテリウムです。

 

ならば、殺菌効果の高い石鹸を使用すればコリネバクテリウムを減らすことができ、臭いを抑えられるというわけです。

 

柿渋に含まれているタンニンはポリフェノールの一種で、強力な殺菌効果があるとされています。この柿渋成分が含まれている石鹸を利用することで、コリネバクテリウムの繁殖を抑えられるのです。

 

ただ、洗いすぎると皮脂を洗い流してしまい、かえって皮脂の分泌量が増えるという悪循環になりますので、あくまでも適度に洗うことを心がけてください。

 

対策その4・食べ物に注意する

コリネバクテリウムの栄養分になるのは、アポクリン腺の汗に含まれている脂質です。

 

肉類をはじめとする脂肪分の多いものを食べていると、アポクリン腺の汗に含まれている脂質が増えてしまいますので、コリネバクテリウムが繁殖しやすくなり、臭いが強くなってしまいます。

 

わきがの臭いを抑えるためには、脂肪分の摂取は抑制した方がいいようです。

 

逆に、脂質燃焼を助ける働きのあるビタミンB2は、体内の脂肪分を減らすことにつながりますので、アポクリン腺の汗に含まれる脂質も減らせるのです。

 

これによってコリネバクテリウムの繁殖を多少は抑えられるため、臭いを減少させることができるというわけです。

 

ビタミンB2はレバーやイカナゴ、焼きのりなどに多く含まれています。特に焼きのりは脂肪分も少なく、オススメといっていいでしょう。

 

まずわきがの原因を知っておく

わきがの対策を立てるなら、まず原因を知っておくことが必要になります。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺がありますが、わきがの鍵を握っているのはアポクリン腺からの汗です。

 

エクリン腺からの汗がほとんど水分と塩分からなっているのに対し、アポクリン腺の汗は脂質やタンパク質などを含んでいるのが特徴です。

 

汗そのものに臭いはないのですが、この脂質を栄養として繁殖する「コリネバクテリウム」という細菌がおり、この細菌の分泌物がわきが独特の臭いの原因となっているのです。

 

つまり、わきがの臭いを減らすために立てるべき対策は、細菌の栄養分となっているアポクリン腺からの汗の量を減らすことと、脇の下にコリネバクテリウムが繁殖しにくい環境を作ることになってきます。

 

こうした対策によって可能なのは、あくまでもわきがの臭いを抑えることだけで、治るわけではありません。

 

軽度の人ならこうした対策だけである程度は何とかなっても、重症の人にとっては不十分なこともあるかもしれません。そういう場合は医療機関の受診が必要になりますが、手術となれば体に負担がかかってしまいます。

 

まずは上記の対策を取ったうえで、治療を考えるくらいでいいのではないでしょうか。